8. よくある質問とトラブルシューティング(FAQ)
エキスパートタブに「自動売買が許可されていないため停止します」と出ます。
MT4/MT5の上部にある「アルゴリズム取引(自動売買)」ボタンがON(緑色)になっているか確認してください。また、チャートにEAを入れる際のプロパティ画面で「アルゴリズム取引を許可」にチェックが入っているか確認してください。
特定の通貨ペアだけコピーされません。
MasterとSlaveのブローカー間で銘柄の仕様が大きく異なる可能性があります。パラメータの「通貨ペア変換設定」の手動変換ルールを使用して、手動で銘柄名を紐づけてください。
VPSの動作が重いです。軽くする方法はありますか?
- MT4/5のウィンドウを最小化してください。最小化は負荷軽減に大きく貢献します。
- 一般的な軽量化を試してください。ツール →オプションのニュースをオフ、チャートのバー数を減らす(Master・SlaveのEAは100あれば大丈夫です)、音声をオフ などです。
- Master側・Slave側の両方でパラメータの「パネル表示モード」を「常に非表示」に変更してください。改善できる可能性があります。
MT4をMaster、MT5をSlaveにする場合の設定は?
MasterをセットしたMT4とSlaveをセットしたMT5を起動し、Slaveのパラメータ設定の「マスター口座番号」をMasterをセットしたMT4のものにしてください。逆(MT5をマスター、MT4をスレーブ)の場合も同様です。
どんなブローカーで使用できますか?
動作確認済みのブローカーは以下です。ただし全ての機能は確認していません。
XMTrading、Exness、XS.com、Three Trader、HFM、FXTF
コピーのポジション数の上限は?
プログラムに上限は設定していませんが、ブローカーの最大ポジション数の200〜500程度であれば、よほど低スペックのPC(VPS)でない限りは大丈夫なはずです(ポジションが増えるとプログラムの仕様上、PC負荷が上昇します)。起動数などにもよりますので、実際に稼働してみてPC(VPS)の負荷状態を確認する必要があります。
コピーにかかる時間(タイムラグ)を短くする方法は?
ご利用のブローカーのサーバー(欧州やNYなど)と物理的に近い場所にあるVPSを利用することです。
コピートレードの遅延は、PC内部の通信時間よりも「VPS ↔ ブローカーのサーバー間」の物理的なネットワーク遅延(Ping値)が何重にも積み重なることが最大の原因となります。
【遅延が発生する仕組み(日本のVPSから欧州のブローカーに接続した場合)】
- マスターの発注と確認(往復+処理時間):マスター口座が発注信号を出すと、欧州のサーバーに到達するまでに約125ms(片道)かかります。さらにサーバー側で約定処理(MT4で50〜100ms、MT5で10〜50ms)が行われ、「約定完了」の信号が日本のVPSに返ってくるまでに再び約125msかかります。この時点で、すでに合計260〜350msの遅延が発生しています。
- EA間のデータ同期(数十ms):マスターの約定を確認した後、PC内部でMaster EAからSlave EAへ注文データが転送されます。
- スレーブの発注(片道):データを受け取ったSlave EAが発注信号を出し、欧州のサーバーに到達するまでにさらに約125msの遅延が発生します。
ブローカーのサーバーと同じ地域(国)のVPSを契約すれば、この片道125msを「数ms〜十数ms」にまで劇的に短縮でき、コピーの精度と約定スピードが飛躍的に向上します。
マスターがエントリーしたのに、スレーブでコピーされない(見送られる)注文があります。
スレーブ側のMT4/MT5の「エキスパート」タブのログをご確認ください。当EAには強力な安全装置が備わっており、以下のいずれかの理由でコピーを自動的に見送った可能性が高いです。
- 価格乖離(スリッページ):ニュース時などで価格が急変し、「不利な価格でのエントリー回避」の許容pipsを超えていた。
- 証拠金不足:スレーブ口座の証拠金が足りず、ブローカーに発注を拒否された。
- 時間切れ:マスターの発注から、設定した「有効期限」の秒数以上が経過してしまった。
スレーブ側で、コピーされたポジションを「手動」で決済しても問題ありませんか?
問題ありません。スレーブ側で手動決済(または別の決済EAによるクローズ)を行った場合、Slave EAは「この注文はすでに処理(決済)された」と正しく認識します。マスターがまだそのポジションを持ち続けていたとしても、勝手に再発注(二重エントリー)されることはありません。
スレーブ口座で、自分自身で裁量トレードをしたり、別のEAを同時に動かしても大丈夫ですか?
はい、可能です。Slave EAは「マジックナンバー」という独自の識別番号で自分がコピーしたポジションだけを厳密に管理しています。そのため、手動でエントリーしたポジションや、他のEAが持ったポジションを勝手に決済してしまう等の干渉は一切起こりません。
週末にVPSを再起動したいのですが、MT4/MT5を再起動するとコピーの紐付けはどうなりますか?
再起動しても全く問題ありません。当EAは、マスターとスレーブの注文の紐付け情報(記憶)をPC内部のデータベースファイル(.dat)に常時保存しています。そのため、MT4/MT5が不意にクラッシュしたりVPSを再起動したりしても、起動時に記憶を読み込み、正常に決済等のコピーを引き継ぎます。
ゴールドや株価指数をコピーした際、ロットが異常に大きくなる(または小さくなる)のですが?
ブローカー間で「1ロットあたりの契約サイズ(取引単位)」が異なっている可能性が高いです。例えば為替はどのブローカーも「1ロット=10万通貨」で共通していますが、ゴールドの場合、A社は「1ロット=100オンス」、B社は「1ロット=10オンス」などとブローカーによって規定がバラバラです。契約サイズが異なるブローカー間でコピーを行う場合は、「ロット倍率」を手動で調整(例:0.1倍や10倍など)していただく必要があります。
「1日の許容損失」に達してストップした後、いつ再稼働しますか?
パラメータの「損益リセット時刻」で設定した時刻に、自動的にストップ状態が解除され、新規のコピーが再開されます。手動でEAを再起動する必要はありません。
マスター側で設定されているSLやTPが、スレーブ側に反映されていません。
パラメータの「SL/TP設定」の「モード選択」が「マスターのSL/TPをコピー」になっているかご確認ください。
なお、当EAは「スレーブ側で注文が約定した後」にマスターのSL/TPを読み取り、後から追いかけて注文を変更(モディファイ)する仕様となっています。そのため、発注の直後ではなく、少し遅れて反映される場合があります。
エントリーが遅れてコピーされたり、いつまでもコピーされないままの注文があります。
パラメータの「有利な価格でのみエントリーする」を設定している場合、マスターのエントリー価格よりも現在のスレーブ側の価格が「指定pips以上有利」にならない限り、EAは発注を待機(監視)し続けます。相場が有利な方向へ戻ってこなかった場合は、一生コピーされず見送られる仕様となります。
EAを入れた直後、「同じマジックナンバーのSlave EAが既に起動しています」という警告が出てEAが外れてしまいます。
当EAには、二重起動による危険な多重発注(スパム)を防ぐための「保護ロック機能」が搭載されています。MT4/MT5が強制終了した直後や、EAを急いでセットし直した場合などに古いロックが残っていることがあります。その場合は、安全のため約1分間待ってから再度チャートにEAを適用していただくと、古いロックが解除されて正常に稼働します。
証拠金不足やフィルポリシーエラーで見送られた注文を、入金や設定変更のあとに「もう一度コピー」させる方法はありますか?
パラメータ設定画面を開き、「マジックナンバー(スレーブ用)」を別の数字に変更してください(例:12345 → 12346 など)。
当EAには、ブローカーのサーバーに負荷をかける「エラーの無限ループ発注(スパム)」を完全に防ぐための安全装置(ブラックリスト機能)が搭載されています。そのため、一度エラーで見送られたマスターの注文は、後から資金を入金したり設定を直したりしても自動的には再発注されません。
マジックナンバーを別の数字に変更して「OK」を押すことで、EAの内部データベース(失敗の記憶)がリセットされます。これにより、現在マスターが保有しているポジションを「新しいコピー対象」として再認識し、修正後の正しい設定でただちに再コピーを行います。
⚠ 実行時のご注意:記憶がリセットされるため、「過去にスレーブ側でわざと手動決済して、マスター側ではまだ保有し続けているポジション」がある場合、それらも新規注文とみなされて再度コピーされてしまう点にご注意ください。
読み取り専用(インベスターパスワード)でログインした口座をMasterにできますか?
はい、可能です。当システムの「Master EA」の役割は、口座のポジション情報や履歴データを読み取ってSlave側に送信することのみであり、Master口座側で発注や決済を行う権限は一切必要ありません。
そのため、ご友人やシグナル配信者から共有された「閲覧専用パスワード」でログインしたMT4/MT5であっても、チャートにMaster EAをセットさえできれば、ご自身のSlave口座へ問題なく全てのトレードをコピーさせることができます。
⚠ 稼働時のご注意
- データを送信するため、Master側のMT4/MT5でも「自動売買を許可(アルゴリズム取引を許可)」にしてEAを稼働状態にしておく必要があります(※発注権限がないため実際にMaster側で取引されることはありません)。
- コピーを受け取るSlave側の口座は、実際に発注を行うため、必ず通常の「取引用パスワード(マスターパスワード)」でログインしてください。
多対1や1対多のコピーは可能ですか?
はい、どちらも可能です。運用方法に合わせて以下のように設定してください。
【複数のMasterを、1つのSlaveにまとめる場合(多対1)】
1つのSlave口座(MT4/MT5)の中で複数のチャートを開き、それぞれのチャートにSlave EAをセットします。各EAのパラメータ「マスター口座番号」に、読み取りたいMasterの口座番号をそれぞれ指定してください。
⚠ 重要:注文の管理(データベース)が混線するのを防ぐため、各Slave EAの「マジックナンバー(スレーブ用)」は必ずすべて別の番号に設定してください。
【1つのMasterを、複数のSlaveに同時配信する場合(1対多)】
PC(またはVPS)内で複数のSlave口座(MT4/MT5)を同時に起動し、それぞれのチャートにSlave EAをセットします。各EAのパラメータ「マスター口座番号」には、すべて同じMasterの口座番号を入力してください(※別の口座・別のMT4/MT5アプリであれば、マジックナンバーは同じままで問題ありません)。
EAをセットするチャート(通貨ペアや時間足)に指定やおすすめはありますか?
時間足の指定は一切ありません。通貨ペアについては、MasterとSlaveで推奨事項が異なります。
【Master側(送信元)のおすすめ:メジャー通貨ペア】
コピーの「有効期限(秒)」の機能を正確に作動させるため、「値動きが激しい(ティック更新が頻繁な)メジャー銘柄」のチャートにセットすることを強く推奨します(おすすめ例:EURUSD、USDJPY など)。制限時間のカウント基準となるサーバー時間は、チャートに新しい価格(ティック)が配信された瞬間にしか更新されないため、値動きが少ないマイナー銘柄にセットするとカウントに数秒のズレが生じる可能性があります。コピー速度や精度に影響はありません。
【Slave側(受信先)のおすすめ:何でもOK】
どの銘柄のチャートにセットしても、コピー速度や精度には全く影響しません。Slave側はPCの内部タイマー(ミリ秒単位)で独立して超高速処理を行っており、制限時間のカウント自体もMaster側で行われたデータを受け取る仕様のため、値動きの少ないチャートにセットしていても全く問題ありません。
⚠ 稼働時の重要なご注意(共通)
どのチャートにセットしても、別銘柄のトレードはすべて正常にコピーされます。ただし1つの口座につき、セットするチャートは必ず「1つのみ」にしてください。複数のチャートに同じEAをセットすると、正常に動作しなくなる原因となります。
VPSやPCの環境を変更(別のVPSやPCへ移行)する場合の注意点はありますか?
はい、非常に重要な注意点があります。安全のため、必ず「Master口座がポジションを一つも持っていないタイミング(週末など)」で移行作業を行ってください。
当システムは、旧VPSのMT4/MT5のデータフォルダ内に「どの注文をコピーしたか(またはエラーで見送ったか)」という記憶をファイル(.dat)として保存しています。新しいVPSやPCにMT4/MT5をインストールしてEAを稼働させると、この「過去の記憶」が真っ新な状態からスタートします。
そのため、Masterがポジションを持ったまま新VPSで稼働を開始すると、Slave EAは既存のポジションを「まだコピーしていない新しい注文だ」と認識し、再度発注(二重コピー)してしまいます。
【VPS移行時の必須手順】
- 必ずノーポジション時に行う:Master側がポジションを一切保有していないことを確認してから、旧VPSのMT4/MT5を停止してください。
- 同じVPS内で稼働させる:本EAはWindowsの内部通信を使用しているため、「Masterは旧VPS、Slaveは新VPS」といった遠隔通信はできません。必ず新しいVPSの中にMaster用とSlave用の両方のMT4/MT5を設置し直してください。
- 設定の再確認:新しいVPSでも、必ずMT4/MT5の「DLLの使用を許可する」と「自動売買の許可」の設定を忘れずに行ってください。
【※上級者向け:どうしてもポジション保有中に移行したい場合】
旧VPSのMT4/MT5のデータフォルダ(MQL4/Files または MQL5/Files)内に保存されている SlaveMapping_(マスター口座番号)_(スレーブ口座番号)_(マジックナンバー).dat というデータベースファイルをコピーし、新しいVPSの全く同じフォルダ階層に配置してからEAを稼働させることで、コピーの記憶を引き継ぐことが可能です。
気配値(通貨ペアリスト)を「すべて表示」にしない場合、どうなりますか?
基本的にはEAが自動でリストに追加して取引を行いますが、自動追加に失敗した場合はコピーが見送られます。あらかじめ取引する銘柄が決まっている場合は、必要な銘柄だけを表示させておくのが最もおすすめです。
当EAのプログラム内部には、マスターが取引した銘柄が気配値リストにない場合、強制的にリストへ呼び出して表示させる機能が組み込まれています。しかし、ブローカーの特殊な仕様や口座タイプによる接尾辞の違い(例:USDJPY と USDJPYmicro が混在している等)が原因でこの自動呼び出し機能が弾かれてしまうと、価格が取得できず「コピー見送り:通貨ペアが見つかりません」というエラーになってしまいます。コピー漏れを防ぐための初期確認として、最初は「すべて表示」にして正常に動くか確認することをおすすめしています。
💡 実運用向け:PCリソースを節約するテクニック
マスターが取引する通貨ペアが事前に分かっている場合は、「取引する銘柄だけを気配値に残し、不要な銘柄はすべて非表示にする」運用が最も理想的です。MT4/MT5は気配値に表示されている全銘柄のデータ通信を常に行っているため、表示数を最小限に絞ることで、PC(VPS)のCPUやメモリの負荷を劇的に節約し、コピートレードの動作をさらに軽く・安定させることができます。
EAのファイル名を、管理しやすいように自分の好きな名前に変更しても正常に動きますか?
はい、ファイル名を変更しても正常に動作します。コピー処理や通信に悪影響はありません。ご自身の環境に合わせて「Master_口座A用.ex4」や「MyCopy_Slave.ex5」のようにリネームしていただいて問題ありません。変更した名前は、そのままMT4/MT5の「ナビゲーター」画面やチャートの左上に表示されます。
⚠ ファイル名変更時のご注意
ファイル名の末尾にある拡張子(.ex4 や .ex5)は絶対に消したり変更したりしないでください。拡張子を変更するとMT4/MT5がEAとして認識できなくなります。
なお、サポートへお問い合わせいただく際、「〇〇という名前のEAが動きません」とご申告いただくと状況の把握が難しくなる場合があります。お問い合わせの際は「Master(またはSlave)側の設定について」とお伝えください。
分割決済(部分決済)はコピー可能ですか?
はい、マスター(送信)口座での分割決済は完全にコピー可能です。当システムは独自の追跡機能を搭載しており、複雑な分割決済にも高い精度で追従します。スレーブ側でロット倍率や資金連動を設定している場合でも、マスター側で「決済された割合(何%決済されたか)」をシステムが自動計算し、スレーブ側のポジションも正確な比率で分割決済されます。
⚠ 【重要】スレーブ口座側で「手動で」分割決済を行った場合の注意点
スレーブ口座側で、お客様ご自身の判断により手動で分割決済(ロットを減らす操作)を行っても、EAがエラーや暴走を起こすことはなく安全です。ただし、ご利用のプラットフォームによって、その後の追従仕様が異なります。
- MT5をご利用の場合:スレーブ口座で手動でロットを減らしても、マスター口座との連動はそのまま継続されます。減らした後のロット数を基準として、以降のマスターの決済(分割・全決済)にも引き続き追従します。
- MT4をご利用の場合:MT4のシステム仕様上、手動で分割決済を行うと「元の注文番号」が消滅して新しい番号に生まれ変わります。そのため、手動分割決済を行った時点で、そのポジションとマスター口座との連動は安全に解除されます。残ったポジションは「EAの管理から外れた独立したポジション」となります。EAが追加エントリーすることはありませんが、「決済のコピー」を「する」に設定している場合、マスター口座が全ポジションを決済してノーポジションになった際に、管理から外れたポジションもまとめて自動決済されます(取り残し防止の安全機能です)。この動作を望まない場合は、手動分割決済を行ったポジションはお早めにご自身で決済してください。
通信エラーが治らないのですが。
MT4/MT5がフリーズしてタスクマネージャーから強制終了させた場合など、システムが正常に終了されなかった場合、Windowsのメモリ上に一時的な通信のゴミが残ってしまい、再起動後に「通信エラー」となる場合があります。その際は、MT4/MT5の再起動ではなく「VPS(Windows)自体を再起動」することでメモリを完全にクリアしてください。
パラメータを変更したら「未接続」となります。
本EAがポジションを保有している状態でパラメータ設定を変更すると、MT5の非同期処理の仕様により、EAが一時的に「未接続」のまま通信待機状態(フリーズ)になる場合があります。
💡 対処法:すぐに復旧させるには
MT5画面上部にある「アルゴリズム取引(自動売買)」ボタンを一度クリックしてOFF(赤色)にし、もう一度クリックしてON(緑色)に戻してください。内部の通信システムが強制リフレッシュされ、数秒で「正常稼働中」に復帰し、安全にコピーが再開されます。
待機注文のコピーはできますか?
できません。以下の課題があり実装を見送っています。
- マスターとスレーブのレートやスプレッドの差で、スレーブのみ指値または逆指値が刺さりポジションを取得した場合、そのポジションをコントロールできなくなります。
- 2倍のポジションを持つ可能性があります。スレーブ側で指値や逆指値に到達して取得したポジションと、ほぼ同時にポジションを持ったマスターのポジションをコピーして、2倍のポジションを持つ可能性があります。
コピー速度が遅く感じます。
コピーが「遅れて約定する」「ときどき見送られる(ログに『コピー見送り:時間超過』と表示される)」場合、その多くはMT4/MT5の負荷増による処理遅延が原因です。これは主にマルチスレッドに対応していないMT4で発生します。
【対処法】マスターEAもしくはスレーブEAを別のMT4/MT5に分離する
マスター側もしくはスレーブ側で売買用EA(スキャルピング系など、頻繁に発注するEA)を動かしている場合、それと同じMT4/MT5でコピーEAを動かすと、注文集中時にコピーが遅れます。コピーEAだけを別のMT4/MT5で動かすことを強く推奨します。
▼ 手順
- これまでと同じPC内に、MT4またはMT5をもう1つ用意します(別途インストールしてください)。
- 2つ目のMT4/MT5を、マスターと同じ口座番号でログインします。
- 2つ目のMT4/MT5に、コピーEAだけをセットして稼働させます(チャート1枚で可、通貨ペアは任意)。設定はこれまでのままで構いません。
- 元のMT4/MT5からはコピーEAを外し、ご自身の売買用EAだけを残します。※必ず外してください。外さないと二重発注などの危険な動作となる可能性があります。
- 2つ目のMT4/MT5で「自動売買」をON、DLL等の通常の許可をご確認ください。これでコピーEA専用の軽いプラットフォームが完成します。
EA起動後の最初の数秒間コピーが動きません。
「1日の目標利益」または「1日の許容損失」を設定している場合、EA起動(またはMT4起動)から約5秒間は、口座履歴の読み込みを待つためコピーを開始しません。この間、パネルの目標利益・許容損失の金額は一時的に0と表示されますが異常ではありません。