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MT4/MT5 コピートレードEAユーザーマニュアル

6. パラメータ設定ガイド

Ver. 1.6

Master EA

更新確認間隔 (ms)

ポジションの状態を確認する間隔です。初期値は 10 です。Windowsの制約で内部的には10〜20ms程度が限界となります。一般的なスペックのPC(VPS)であれば初期値で問題ありませんが、タスクマネージャーでCPU負荷をチェックし、高負荷に貼り付くようであれば値を大きくしてください。

※ ご利用の環境で初期値10msのタイマーが設定できない場合は、EAが自動的に動作可能な間隔(20ms等)へ調整して起動し、その旨を起動時のログとポップアップでお知らせします。

パネル表示モード

チャート左上の情報パネルを「自動非表示/常に表示/常に非表示」から選択します。推奨は自動非表示です。非表示になることでCPU負荷が低下します。

自動非表示までの時間 (秒)

パネル表示モードで自動非表示を選択した場合に、非表示になるまでの秒数です。非表示になった後は、チャート左上の【+】パネル表示をクリックすると再度表示されます。

情報パネルが表示されている状態
パネル表示状態
情報パネルが自動非表示になっている状態
パネル非表示状態
ログ出力レベル

エキスパートタブに表示されるログの種類を設定できます。初期値の「通常の情報+警告+エラー」のままで結構です。

Slave EA

1. 認証

パスワード

EAを利用するためのパスワードを入力します(デモ口座の場合は不要です)。1口座限定版の場合は当方が発行したパスワードをご入力ください。口座制限解除版の場合は入力不要です。

2. 基本設定

マスター口座番号

コピー元(Master)の口座番号を半角数字で入力します。

コピー監視間隔 (ms)

初期値は 10 です。Windowsの制約で内部的には10〜20ms程度が限界となります。高負荷に貼り付くようであれば値を大きくしてください。

※ 初期値10msのタイマーが設定できない環境では、EAが自動的に動作可能な間隔へ調整して起動し、その旨をログとポップアップでお知らせします。

注文執行方式(フィルポリシー)(MT5のみ)

初期値は「自動判定(推奨)」です。自動で正しいフィルポリシーを取得します。稀にブローカーが誤ったフィルポリシーを返す場合がありますが、自動で修正して正しいフィルポリシーで注文します。万が一、以下のアラートやパネル表示にエラーメッセージが出てしまう場合は、手動で IOC / FOK / RETURN を選択します。

フィルポリシー誤りを知らせるポップアップアラート
アラート
パネル表示に出るフィルポリシーのエラーメッセージ
パネル表示のエラーメッセージ
スリッページ (point)

許容するスリッページ幅を指定します。

マジックナンバー(スレーブ用)

Slave側で発注する際のマジックナンバーです。

⚠ 注意

同じ口座で複数のSlaveを稼働させる場合は、必ず別の番号にしてください。

注文コメント(空欄=なし)

Slave側の注文につける独自のコメントを指定できます(空欄可)。

3. コピー対象設定

コピー対象

何をコピーの対象にするかを「全て/指定通貨ペアのみ/指定マジックナンバーのみ」から選択します。

指定通貨ペア(マスター側名称、カンマ区切りで複数入力可)

「指定通貨ペアのみ」を選択した場合に適用されます。対象の銘柄をカンマ区切りで入力します(例:USDJPY,EURUSD)。

⚠ 注意

通貨ペア名称は、マスター側の名称を入力してください。

指定マジックナンバー(カンマ区切りで複数入力可)

「指定マジックナンバーのみ」を選択した場合に適用されます(例:1111,2222)。

⚠ 注意

マジックナンバーは、マスター側で取得されるポジションのマジックナンバーを入力します。

4. コピーフィルター

不利な価格でのエントリー回避(pips, 0=無効)

Masterの約定価格から不利な方向に指定した値以上ズレていた場合、コピーを見送ります。0で無効。正の値を入力します。

⚠ 注意

値を小さくしすぎると、ポジションが取得できない場合があります。0を推奨します。

有利な価格でのみエントリーする(pips, 0=無効)

Masterの約定価格より、さらに指定した値だけ「有利」になるまでエントリーを待機します。0で無効。正の値を入力します。

⚠ 注意

マスターがポジションを保有している間に、スレーブ側が有利な価格に到達しなかった場合はコピーできません。

✅ 価格はすべて「pips」単位で入力します

MT4/5の仕様上、1 pip の基準は通貨ペアやブローカーによって異なりますが、当システムでは世界標準である「1 pip = 10 ポイント」で自動計算されるように設計されています。ポイントとは価格表示の最小単位です(例:USDJPY = 150.001 であれば、最後の 1 の部分が 1 ポイント)。

銘柄1.0 pip
クロス円
(USDJPY, EURJPY など)
0.01円(1銭)USDJPYが150.000のとき、2.0(2 pips)と入力すると「0.02円(2銭)」
ドルストレート
(EURUSD, GBPUSD など)
0.0001ドルEURUSDが1.10500のとき、2.0(2 pips)と入力すると「0.00020ドル」
ゴールド
(XAUUSD / GOLD)
0.1ドル(10セント)ゴールドが2000.50のとき、5.0(5 pips)と入力すると「0.5ドル」
日経225
(JP225 / NIKKEI225 など)
小数点なしの表示:10円
小数点1桁の表示:1円
価格が「38000」か「38000.0」かで基準が変わります
⚠ 桁数による違いにご注意ください

ブローカーによっては、クロス円の小数点以下が2桁、ドルストレートの小数点以下が4桁の場合があります。この場合、1 pips の値が上記の10倍になります。

ゴールドも一部のブローカー(例:Exness)では小数点以下が3桁です。この場合、5.0(5 pips)と入力すると「0.05ドル」となり、小数点2桁のブローカーに対して値が 1/10 になります。

💡 CFD銘柄を運用する際のアドバイス

CFDはボラティリティが非常に大きいため、FXと同じ感覚で 1.0 などと設定すると、すぐに許容範囲を超えてコピーが弾かれてしまいます。CFDをメインにする場合は 10.050.0 など、少し大きめの数値を設定してテスト稼働することをおすすめします。

有効期限 (秒) ※有利価格設定時は無効

Masterのエントリーから指定秒数以上経過した古い注文はコピーしません。

⚠ 注意

「有利な価格でのみエントリーする」に0以外を設定した場合、この有効期限は無視されます。マスターが対象ポジションを保有している限り、有利な価格になるまで待つためです。

ロット上限/下限(マスター側ロット、0=上限/下限なし)

Master側のロットが指定値より大きい(または小さい)場合、その注文を無視します。0で上限/下限設定なし。

ナンピンマーチンの途中からポジションを取得する場合(下限を設定)や、マスターの暴走による大ロット注文のキャンセル(上限を設定)などの用途を想定しています。

売買方向指定

「なし(売り買い両方コピー)/買いのみコピー/売りのみコピー」の3種類から選択可能です。強気の相場で売りの勝率が悪い場合は、買いのみコピーを選択してリスクを下げるなどの運用が可能です。初期値は「なし」です。

⚠ 反転コピーとの組み合わせにご注意ください

例:売買方向指定を「買いのみコピー」、反転コピーを「ON」に設定した場合 —— マスターが買いでエントリーすると、マスターは買いなのでコピーを行いますが、反転コピーがONのためスレーブは売りでエントリーします。「買いのみコピー」であるにもかかわらずスレーブは売りでエントリーすることになりますが、あくまでマスター側の売買方向で判定するため、このような動作となります。

5. ロット設定

ロット計算モード
  • 倍率(マスター側に対する倍率):Masterのロットに対する「倍率」でエントリーします。
  • 固定ロット:常に固定ロットでエントリーします。
  • 資金連動(残高+クレジット比率):MasterとSlaveの資金(残高+クレジット)の比率に応じて、自動でロットを計算します。
  • 複利(残高+クレジット比例):Slaveの口座資金の増加に比例してロットを徐々に増やします。
ロット倍率(各モード共通)

ロット計算モードで固定ロット以外を選んだ場合に共通で使用されるパラメータです。

倍率モードのとき:入力した数字がそのまま「マスターに対するロットの掛け率」になります。

ロット計算式

注文ロット = マスターの注文ロット × ロット倍率

資金連動モードのとき:基本は 1.0(資金に合わせた等倍コピー)に設定します。資金に対してリスクを半分に抑えたい場合は 0.5、リスクを2倍取りたい場合は 2.0 を入力してください。

ロット計算式

注文ロット = マスターの注文ロット × (スレーブ残高+クレジット) ÷ (マスター残高+クレジット) × ロット倍率

⚠ 口座通貨が異なる場合の危険な例

口座の通貨が違う場合は、そのままの値で計算されます。

マスター(残高+クレジット)$100、スレーブ(残高+クレジット)¥10,000 のとき、マスターが1.0ロット注文すると、スレーブは 100ロット注文となります(1.0ロット × (10000 ÷ 100))。

複利モードのとき:後述の「複利計算の基準資金」に対する倍率として機能します。

固定ロット数

固定ロットモード時のロット数です。

複利計算の基準資金

ロット計算モードで複利を選んだ場合の、複利計算の基準となる資金(残高+クレジット)です。

ロット計算式

注文ロット = マスターの注文ロット × (スレーブ残高+クレジット) ÷ 複利計算の基準資金 × ロット倍率

複利モードの設定例

ロット倍率:1.0/複利計算の基準資金:100000(10万円)とした場合

  • Slaveの資金が 1万円 のとき … マスターの 0.1倍 でコピー
  • Slaveの資金が 10万円 のとき … マスターの 1.0倍 でコピー
  • Slaveの資金が 15万円 のとき … マスターの 1.5倍 でコピー
複利モードの設定例を示す図
複利モードの設定例
💡 ロット計算シミュレータ

計算が複雑ですので、ロット計算をシミュレートできる「ロット計算シミュレータ.html」を同梱しています。なお、最終的なマスターのロットに対する倍率の計算結果は、チャート上の表示パネルで確認できます。

⚠ ロット算出時の自動補正について

倍率や資金連動モードを選択した場合、算出されたロット数はご利用のブローカーの規定に合わせて自動的に補正されて発注されます。

  • 最小ロットを下回った場合:ブローカーが定める「最小ロット」に引き上げられます。
  • 端数が出た場合:ブローカーが定める「ロット刻み(ステップ)」に合わせて四捨五入されます。
  • 最大ロットを超えた場合:ブローカーが定める「最大発注ロット」に引き下げられます。

(補正の具体例 ※最小ロット・ロット刻みが共に 0.01 の場合)計算結果が 0.001 → 0.01ロットで発注/計算結果が 0.125 → 0.13ロットで発注

6. 特殊機能

決済のコピー

マスターが決済した時に、スレーブも連動して決済するかどうかを「する/しない」で選択します。決済のみ手動で行いたい場合や、7. SL/TP設定で独自の設定を適用したい場合は「しない」に設定します。

独自のSL/TPを適用した状態で「する」に設定した場合は、マスターの決済か、独自のSL/TPへの到達による決済か、どちらか早い方で決済されます。

反転コピー(マスターと逆にエントリー)

ONに設定すると、マスターが「買い」の場合は「売り」でエントリーというように、逆方向にエントリーします。初期値はOFFです。

⚠ 注意

マスターまたはスレーブにポジションがある状態で、このパラメータを変更することは避けてください。他のパラメータの設定によっては、即時決済や意図しないコピーが行われる可能性があります。

7. SL/TP設定

モード選択:以下より選択します。

設定しない(コピーもしない)

SLやTPを設定しません。この設定にする場合は、6. 特殊機能の「決済のコピー」をするに設定することを推奨します。「しない」に設定している場合はいつまでも決済されませんので、手動での決済もしくはSL/TP入力が必要となります。

マスターのSL/TPをコピー

マスターにSL/TPが設定されている場合、その値をコピーします。「決済のコピー」は する/しない どちらでも動作します。「する」にした場合は、マスターの決済かSL/TPへの到達か、どちらか早い方で決済されます。

「反転コピー」をONに設定している場合は、SL/TPも逆にコピーされ、マスターのSLがスレーブのTPに、マスターのTPがスレーブのSLとなります。

固定SL/TP

マスターのSL/TP設定有無にかかわらず、スレーブ側で指定した独自のSL/TPを設定します。「決済のコピー」は する/しない どちらでも動作します。

  • 損切 (pips / 0=無効):損切pipsです。0で損切設定なしとなります。
  • 利確 (pips / 0=無効):利確pipsです。0で利確設定なしとなります。
ブレークイーブン

一定の利益が乗った段階で、損切りラインを引き上げるモードです。

初期の動き:エントリー直後は指定した損切と利確を設定します。
発動後:含み益が「発動条件となる利益(pips)」に到達すると、損切りラインを一気に「建値 + 確保利益(pips)」の位置へ引き上げます。

  • 損切 (pips / 0=無効):エントリー直後に設定する初期損切値です(建値移動するまでの保険)。0で初期損切値なし(建値移動するまで無防備のため非推奨)。
  • 利確 (pips / 0=無効):利確pipsです。0で利確設定なしとなります。
  • 発動条件となる利益 (pips):含み益がこのpipsに達した瞬間、損切位置を建値方向に移動します。値が小さいほど早く損失リスクが消えますが、その分「ちょっとの逆行ですぐ建値決済」になる可能性が上がります。
  • 確保利益 (pips):建値移動後の損切位置を「エントリー価格 + ここで指定したpips」にセットします。0は完全に建値です。
✅ 動作例

買いポジション/エントリー100円/損切30pips・利確30pips・発動条件となる利益15pips・確保利益1pips の場合

100.00円エントリー → 損切 99.70(−30pips)、利確 100.30 を設定
100.15円到達 → 損切を 100.01円 に自動移動(建値+1pips確定)

トレール

一定の利益が乗った段階で損切りラインを引き上げ、利益方向へ進んだ場合に損切りラインも追従するモードです。

初期の動き:エントリー直後は指定した損切のみを設定します。
発動後:含み益が「発動条件となる利益(pips)」に到達すると、現在価格からトレール幅(pips)分だけ下の位置に損切りラインを引き上げます。その後は「トレール更新ステップ(pips)」分、価格が更新されるごとに損切りラインが相場に追従して上昇し続けます。

  • 損切 (pips / 0=無効):エントリー直後に設定する初期損切値です。0で初期損切値なし(非推奨)。
  • 発動条件となる利益 (pips):含み益がこのpipsに達した瞬間、トレール追従を開始します。値を小さくすると早く追従を開始しますが、序盤の逆行で早期決済されやすくなります。
  • トレール幅 (pips):「現在価格から何pips後方にSLを置くか」の距離です。小さいほど利益を強く守りますが、些細な値動きで決済されやすくなります。大きいほど利益は伸ばせますが、反転時の戻し幅が大きくなります。
  • トレール更新ステップ (pips):「価格がこのpips進むごとにSLを更新する」ステップです。大きくすると更新頻度が下がり、ブローカーへの注文負荷とサーバー拒否率が下がります。
⚠ 注意

トレール更新ステップを小さくしすぎると頻繁に modify 注文が走るため、ブローカーからの警告や、最悪の場合は口座凍結も考えられます。

✅ 動作例

買いポジション/エントリー100円/損切30pips・発動条件となる利益15pips・トレール幅10pips・トレール更新ステップ2pips の場合

100.00円エントリー → 初期SL 99.70(−30pips)
100.15円到達 → トレール発動、SLを 100.05 に移動(現在価格−10pips)
100.17円到達 → SLを 100.07 に更新(2pips進んだので更新)
100.16円に下落 → SLは 100.07 のまま(後退しない)
100.07円到達 → 決済(+7pips 利益確定)

⚠ SL/TP共通の注意事項

ブローカーの最低距離規制:現在価格に近すぎるSL/TP(一般に2〜10pips以内)はブローカーが拒否する場合があるため、ブローカー規定の最低SL/TPよりも大きな値を設定してください。拒否が10回連続するとログにアラート通知が出ますが、リトライは継続します。

virtualClose 機能:SL/TP設定試行時、すでに価格が指定ラインを越えていた場合は即時成行決済します(無防備ポジションの放置を防ぐ安全機構)。

ポジション保有中のモード変更は非推奨です。以下のように挙動が複雑になります。

  • エントリー時に1回だけ設定する系(固定の初期SL/TP、ブレークイーブンとトレールの初期SL):既存ポジションには反映されません。
  • 価格に応じて継続的に動く系(ブレークイーブン発動、トレール追従、マスターのSL/TP同期):新モードに従って動作します。
  • 「設定しない」「マスターのSL/TPをコピー」「固定SL/TP」からブレークイーブンまたはトレールへ切替えた場合:EA内部で記録している最高利益記録は現在値から再度カウントが開始されるため、過去の最高益分のトレールは引き継がれません。
  • 「マスターのSL/TPをコピー」から他のモードへ切替えた場合:その時点以降、マスター側のSL/TPの“変更”はスレーブに反映されなくなり、スレーブのSL/TPはマスターから独立した動作になります。

8. 利益/損失による停止

停止基準

「固定金額で指定/資金に対する%で指定」から選択します。

1日の目標利益(0=停止しない)

1日の合計利益(確定損益+含み損益)がこの金額を超えた場合、強制的に全決済を行い、その日の稼働を停止します。

  • 固定金額で指定:10000 を入力すると、利益が1万円(円口座の場合)に到達すると停止します。
  • 資金に対する%で指定:50 を入力すると、利益が1日の始まり資金(残高+クレジット)の50%に到達すると停止します。
1日の許容損失(0=停止しない)

1日の合計損失(確定損益+含み損益)がこの金額を超えた場合、強制的に全決済を行い、その日の稼働を停止します。指定方法は目標利益と同じです。

⚠ 注意

停止が発動した場合でも、翌日になったら自動で損益をリセットして再稼働します。再稼働時にマスターがポジションを保有していた場合、コピーフィルターの条件によっては(有効期限を長時間に設定している場合や、有利な価格でのみエントリーするを有効にしていてその条件を満たしている場合)、日付変更と同時に即座にコピーします。

損益の合計は、スレーブEAがコピーしたポジションのみを計算対象とします。基本設定の「マジックナンバー(スレーブ用)」で指定したマジックナンバーを持つポジションが計算対象です。裁量や他のEAの損益は無視されます。

損益リセット時刻

1日の損益を「0」にリセットし、停止が発動していた場合は稼働を再開する時刻を指定します。この時刻の基準は、タイムフィルターの「基準とする時刻」の設定(MT4/5サーバー時刻 or Windows時刻)と同じです。0〜23の整数、もしくはコロン付きの分指定で入力してください。

入力値意味備考
88:00にリセット数字単体
8:308:30にリセットコロン付きで分まで指定
8:45:00入力エラー秒を入力するとエラー

なお、損益の現在値、目標利益、許容損失、次回損益リセットの時刻はパネル表示で確認できます。

MT4のターミナル「口座履歴」タブで表示期間を絞る設定
MT4:口座履歴の表示期間を絞る設定
💡 MT4のSlaveをご利用の方へ(動作を軽く保つ表示設定)

MT4下部の「ターミナル」ウィンドウの「口座履歴」タブを開き、タブ内で右クリック →「先月」または「直近3ヶ月」を選択してください(または「期間のカスタム設定」で直近1ヶ月程度の範囲を指定)。これだけで日次損益の計算対象が必要な範囲に絞られ、動作が軽く保たれます。

なお、「期間のカスタム設定」で終了日を当日より前にしないでください(当日の取引が計算対象から外れます)。「先月」「直近3ヶ月」を選べば常に当日が含まれるため安全です。MT5は自動的に直近数日のみを参照する設計のため、この設定は不要です。

9. タイムフィルター(曜日別)

基準とする時刻

「MT4/MT5サーバー時刻/Windows時刻」から選択します。PCやVPSのWindows時刻を日本時間に設定することで、日本時間を基準とすることができます。

月〜日曜日

各曜日の稼働時間を設定します。カンマで区切って複数の時間帯を入力可能です。

⚠ 注意

制限されるのは新規エントリーのみです。決済は時間外でもコピーされます。

入力値稼働時間備考
ALLフル稼働(時間制限なし)all* でも可
(空欄)稼働停止文字を消して空欄にすると、その曜日は1日中コピーを停止
88:00:00 〜 8:59:59数字単体入力
5-135:00:00 〜 13:00:00ハイフンによる範囲指定(前後にスペース不要)
5:10-13:305:10:00 〜 13:30:00コロンを使用し分まで指定した範囲指定
5:10:30-13:30:305:10:30 〜 13:30:30秒まで指定した範囲指定
5-13:30:005:00:00 〜 13:30:00組み合わせ入力
3,4,5,7-12,13:30-183:00:00 〜 5:59:59
7:00:00 〜 12:00:00
13:30:00 〜 18:00:00
カンマ区切りで複数入力(最大10個)
⚠ エラーになる入力

時間が逆行する設定はNG(日またぎ不可)
21-8(21時から翌朝8時)のように時間が逆行する入力はエラーでEAが停止します。
⭕ 日またぎしたい場合は、2つの曜日に分けて 21-240-8 のように設定してください。

コロンを含む数字の「単体入力」はNG
5:009:30 のように、ハイフンを使わずにコロン付きの時間を単体で入力するとエラーになります。
5(数字単体、5:00〜5:59)または 5:00-6:00(範囲指定)としてください。

10. 時間外の特殊制御

保有通貨ペアの追加エントリー許可(ナンピン継続用)

タイムフィルター(稼働時間)の範囲外になった際の、特殊な注文ルールを設定します。ナンピン(買い下がり・売り上がり)を行うマスターEAをコピーする場合に非常に重要な設定です。

  • しない:一切の新規エントリーをコピーしません。
  • する:すでにポジションを持っている通貨ペアに限り、時間外でも新規エントリーをコピーします。時間外にナンピンの追撃が継続された場合を想定しています。
⚠ 注意

ナンピンかどうかの判定は、同一通貨ペアかどうかのみで判定しています。よって、マスターがナンピンとは別で同一通貨ペアのエントリーを行った場合、そのポジションもコピーします。逆に、ナンピンとは別に同一通貨ペアを保持していた場合、新規ナンピンのコピーも行います。

11. 通貨ペア変換設定

自動通貨ペア変換

自動変換ロジックによる推測変換を行う場合、「する」に設定します。もし誤った通貨に変換される場合は「しない」に変更します。

手動変換ルールの適用

自動通貨ペア変換で対応できない特殊な銘柄名を強制的に紐づけたい場合に「する」に設定し、変換ルール1〜5に記載します。自動変換を「する」に設定し、手動変換ルールの適用も「する」に設定している場合は、変換ルール1〜5が優先して適用されます。

変換ルール 1〜5

Master側銘柄,Slave側銘柄 の形式で入力します(例:NIKKEI225,JP225)。

※ 一般的な銘柄や接尾辞(.pro#.s-cd など)はEAが自動で判別するため、基本的には設定不要です。

変換ができない場合は、画面下のエキスパートタブに「通貨ペアが見つかりません」というメッセージが表示されますので、強制変換ルールを設定してください。

エキスパートタブに表示される「通貨ペアが見つかりません」のログ
変換できない場合に表示されるメッセージ

自動変換ロジックの説明

以下の場合は強制変換設定は不要です。自動変換機能で変換が可能です。1行に記載している全ての通貨名が相互に自動変換されます。

FX(例)相互変換される表記
USDJPYUSDJPY# / USDJPYmicro / USDJPYz / USDJPY.raw / USDJPY.s / USDJPYm / USDJPYp / USDJPY-cd / USD/JPY

変換ロジック:接尾語と区切り文字「/」を切り捨て、その先頭6文字を比較します。文字が一致し、かつ取引可能となっている通貨が相互変換されます。ただし、接尾語と区切り文字の切り捨て後の文字数が5文字以下となった場合は自動変換は適用されません(OILOIL-Cash などの誤変換防止のため)。

CFD(例)相互変換される表記
XAUUSDGOLD / GOLD# / GOLDmicro / GOLDm / XAUUSDz / XAUUSD.raw / XAUUSD.s / XAUUSDm / XAUUSDp / XAUUSD-cd
XAGUSDSILVER / SILVER# / SILVERmicro / SILVERm / XAGUSDz / XAGUSD.raw / XAGUSD.x / XAGUSDm / XAGUSDp / XAGUSD-cd

変換ロジック:FXの変換ロジックに加え、GOLD で始まる通貨と XAUUSD で始まる通貨を相互変換、SILVER で始まる通貨と XAGUSD で始まる通貨を相互変換します。

12. パネル表示設定

パネル表示モード

チャート左上の情報パネルを「自動非表示/常に表示/常に非表示」から選択します。推奨は自動非表示です。非表示になることでCPU負荷が低下します。

自動非表示までの時間 (秒)

自動非表示を選択した場合に、非表示になるまでの秒数です。非表示になった後は、チャート左上の【+】パネル表示をクリックすると再度表示されます。

情報パネルが表示されている状態
パネル表示状態
情報パネルが非表示になっている状態
パネル非表示状態

なお、稼働状況のエラー発生時、パラメータ入力エラー時、目標利益/許容損失に到達した場合の稼働停止時には、強制的にパネルが表示されます。

13. ログ出力設定

ログ出力レベル

エキスパートタブに表示されるログの種類を設定できます。初期値の「通常の情報+警告+エラー」のままで結構です。